2022.08.02
中の人
言いにくいことの大半はきっと大事なこと
早いもので8月になりました🌻
早朝から蝉の大合唱が目覚まし代わりになっている中の人です(´ω`)
今回のテーマは【言いにくいことを言う環境は大切だ】です。
間違いを指摘したり、ちょっとおかしいなと思ったことを相手に直接伝えることって意外と勇気が必要ですよね。
空気が悪くなったり、相手を不快にさせるかも、と思ったらぐっと堪えて何も言わない人も多いのではないでしょうか。
日本人ゆえの気遣いなのかもしれませんが、言わなければいけないことまで言わなくなってしまったら本末転倒ですよね。
そして、物事のほとんどが「言わなければならないこと=言いにくいこと」だったりするのです。
弊社の工場では、この道ン十年のベテラン職人が活躍しております。
長年履物一筋で培ってきた努力と技術は相当なものですし、それぞれがプライドを持って仕事をしております。
そんなベテラン職人相手にも言わなければならないこともあるのです。
Reelaは国産の天然皮革を使用しており、革ひとつとっても傷があったりシワがあったりと動物が生きていた証が刻まれています。
弊社では、そんなナチュラルマークも味の一つとして極端に使えない部分以外はなるべく端材が出ないように裁断してます。
ただ、形として出来上がったときに右足ばかりシワが多く、左足はつるんとキレイな物ばかりが出来上がったのでは商品としてOKを出せるクオリティではないのです。
裁断の時点で、仕上がりまでを見据えてバランスよくカットして貰わなければせっかくの商品も残念なことになってしまいます。
箱に入ったらあとはお客様の元に届くのを待つ状態になる、なので箱に入る前にしっかり伝えて改善してもらう。
そうやって職人とコミュニケーションを取りながら、一つ一つ形にしています。
逆に職人から、新商品のサンプル案を伝えると「この素材では、これまでと履き心地が変わるぞ」「この革では、今までは違ってこうなるけどいいのか」という意見を貰うことも勿論あります。
その度に、どの素材を使うのがいいか。この革だとどうなるか。など試行錯誤を繰り返して新商品がデビューします✨
言いにくいことを面と向かって言い合える、言い合った結果更に良い物が生まれる。
そんな環境をこれからも大事にしていきたいものです。
そして、言いにくいことを言ってくれる相手には、その時は素直に思えないかもしれないけれど
「言ってくれて、伝えてくれてありがとう」
という感謝を持っていきたいものですね。
ちょっと今回は趣向が違いましたが、次は新商品の紹介が出来るといいなと思っている中の人でした(´ω`)
それではまた~👋